蚕室準備 - 春蚕期壮蚕飼育記録



春蚕期壮蚕飼育記録 : 蚕室準備

回転簇(回転まぶし)作り

回転簇(回転まぶし)作り



縦12×横13の合計156に区切られ、カイコに繭を作らせる道具です。昔はワラを利用していましたが昭和20年代からこの回転簇が普及しました、カイコの移動により重心が変化し全体が回転するため均等に蚕が移動し繭を作り始めます。

蚕座枠組み立て

蚕座枠組み立て



蚕を育てる場所を蚕座(さんざ)と呼びます、現在は広い場所に鉄パイプでしっかりと作られた蚕座で飼育されますが、昔は住居の二階で目棚(めだな)を組み飼っていました、竹で編んだ角座という枠に蚕ざ紙(さんざし)という紙をひいてその上で蚕を飼育しました。

消毒準備・動噴と噴霧器

消毒準備・動噴と噴霧器



飼育に入る前には蚕室全体や蚕座、蚕具類も含めホルマリンによる消毒が行われます、動力噴霧機を利用した手作業の散布は防毒マスクを使用しますが、現在ではタイマー式の自動噴霧器で自動化、無人化の消毒も行われています。